アシジの貧者 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
長篇詩『オデュッセイア』や映画『その男ゾルバ』の作者、『現代のホメロス』といわれる著者が、アシジのフランチェスコの一生を描く。個人の運命と時代の宿命が重なりあって、現代の苦悩をそのままに凝集し、もっとも深くわれわれの時代の批判を試みながら、その昇華の方向を指し示す作品といえよう。
内容(「MARC」データベースより)
「現代のホメロス」といわれる著者が、アシジのフランチェスコの一生を描く。軍事政権に故国を追われた自らの運命と時代の宿命が重なり合った現代の苦悩とその昇華の方向を、清貧に生きた聖者の生涯の描写を通して指し示す。
痴愚神礼讃 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
古代ギリシア・ローマの素養を駆使した諷刺と警句の戯文。
内容(「MARC」データベースより)
エラスムスは痴愚神を賛美するかのように見せて、実は痴愚神に導かれるままに痴行愚行を繰り広げる人間への諷刺を紡ぎだす。反面教師痴愚神の言動に隠されたエラスムスの卓越した人間観察とは? 巻末に年譜も掲載。
ローマが残した永遠の言葉―名言百選 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
キケロ、カエサル、セネカ、オウィディウス、ホラティウス…ローマの賢人たちが書き残し、長らく西洋世界の基礎教養として受け継がれてきた名言の数々から、精選して百余りを紹介。人類が経験しうるすべてのことを経験したローマ人の言葉は、混迷の21世紀を生きる我々に、時に鋭く、時に切なく突き刺さる。生き迷う現代人必読の名句集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小林 標
1945年北海道生まれ。京都大学文学部卒。大阪市立大学大学院文学研究科教授。ラテン・ロマンス諸語比較文献学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ダンテと現代 (-)
内容(「BOOK」データベースより)
ダンテの不思議な世界は作家・詩人たちにどのようにとらえられ、また現代の視点からどうとらえうるか―ボッカッチョ、チョーサー、ブレイク、バイロン、シェリー、キーツ、プッチーニ、漱石、ジョイス、エリオット、イェイツ、プルースト、アイヒンガーとダンテの関わり、そしてミメーシス、フェミニズムから見たダンテ。
内容(「MARC」データベースより)
ダンテの不思議な世界は、作家・詩人たちにどのようにとらえられ、また現代の視点からどうとらえうるか。ボッカッチョ、プッチーニ、漱石、ジョイスらとダンテの関わりや、ミメーシス、フェミニズムから見たダンテに迫る。
エレクトラ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ミケーネの王妃クリュタイムネストラは、夫アガメムノンが長女を生贅にしたことを怨み、愛人のアイギストスと協力して夫を殺害する。次女のエレクトラは幼い弟オレステスの身を案じてひそかに知人に預け、自分は王宮に残って弟の成長と父親の仇討ちの機会を待っている。やがて、父が母に殺害されてから七年が過ぎた。八年目のある日、ついにオレステスが帰国する…。
内容(「MARC」データベースより)
父を母に殺され、幼い弟の成長と父親の仇討ちの機会を待って暮らしてきたエレクトラ。父の殺害から7年が過ぎ、8年目のある日、ついに…。蜷川幸雄演出・大竹しのぶ主演の舞台のために、現代ギリシャ語訳から直接翻訳。
アポロンの光と闇のもとに―ギリシア悲劇『オイディプス王』解釈 (単行本)
内容(「MARC」データベースより)
世界は「偶然」の戯れの場なのか。「真理」と呼んでよい究極の価値は存在するのか-。人間と世界の普遍的な問題に対して古代ギリシアが抱えていた根源的関心を、「オイディプス王」解釈を通して再確認し、現代に甦らせる。
イリアス〈下〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
第13歌から第24歌まで。勇将アキレウスを欠き苦戦するギリシア軍。アキレウスの武具を借りて一時はトロイア軍を敗走させたパトロクロスも敵将ヘクトルに討たれる。死を覚悟して復讐戦に立ち上がるアキレウス。伝ヘロドトス作「ホメロス伝」を併載。
祝勝歌集 断片選 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
荘重・絢爛たる合唱歌、祭典競技の勝者を讃える稀有の詩人の技と魂。抒情詩の頂点、初完訳。
内容(「MARC」データベースより)
荘重、絢爛たる合唱歌、祭典競技の勝者を讃える詩。稀有の詩人の技と魂の結晶たる抒情詩の頂点を初完訳。
ウンベルト・サバ詩集 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
たぶんトリエステの坂のうえでは、きょうも地中海の青を目に映した「ふたつの世界の書店主」わたしのサバが、ゆったりと愛用のパイプをふかしているはずだ。
内容(「MARC」データベースより)
すべての古い価値観が崩壊した第一次大戦前後のイタリアで、まだ写実を信じることのできた奇跡的な作家・サバ。「家と田園と」「トリエステとひとりの女」「しずかな失望」などから珠玉の詩を集めた詩集。
アエネーイス (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
最大のラテン詩人が、英雄とローマ建国の物語を歌いながら、「歴史の運命」を示唆する壮大な叙事詩。
内容(「MARC」データベースより)
古代ローマ、アウグストゥスの治世にマントゥア出身の詩人、プブリウス・ウェルギリウス・マロによって書かれた「アエネーイス」の訳本。英雄とローマ建国の物語を歌いながら、「歴史の運命」を示唆する壮大な叙事詩。
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